遠藤香奈子
遠藤香奈子(えんどうかなこ) ヴァイオリン/東京都交響楽団首席
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。在学中、ヴァイオリンを鷲見健彰、原田幸一郎の両氏に師事。
2009年アフィニス文化財団の助成による海外派遣研修員としてニューヨークヘ留学し、研鐙を積む。
第1回東京室内楽コンクール優勝。第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールにて最高位ならびにサルバトーレ・シヤジーノ特別賞を受賞。霧島国際音楽祭特別奨励賞、青山音楽賞バロックザール賞等受賞する他、国内外の音楽祭へ招待されるなど、アンサンブル奏者としての能力を高く評価され、室内楽からオーケストラの客演首席奏者まで幅広く活動している。
現在、東京都交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、The 4 Players Tokyo(弦楽四重奏団)第2ヴァイオリン奏者を務める他、横浜シンフォニエッタのメンバーとしても活躍するなか、ソロリサイタルや施設へのボランティア出張演奏も定期的に行い、幅広い世代と環境へのクラシック音楽の普及に意欲的に取り組んでいる。